budo-ka’s 入門「投資」講座

投資信託の積立による資産形成とETF投資(配当益)による生涯年金の取得を目的とした投資法

まったくの投資初心者だった私が投資を始めた4つの理由。

投資を始めてみようかと悩んでいるあなたへ

 

 はじめまして!budo-ka's 入門「投資」講座の管理人のbudo-ka と申します。年齢は40代の中盤を越えた世代です。

 

 私は父の在宅介護をしながら、ある伝統武術の道場を15年に亘って運営してきました。一応、武道家と言っても良いと思います。

 

介護」と「投資」?

 

武道」と「投資」?

 

 どちらも結びつかないですよね。

 

 「介護」というと、とにかく大変で、とても「投資」などやっているイメージがありませんし、「武道」というと、「投資」や「お金」とは、全く正反対のイメージだと思います。

 

 かく言う私も、以前は同じように思っていました。

 

 実際、30代位までは「投資」とは、全く無縁の生活でしたし、むしろ「投資」というと、何か胡散臭い印象を持っていました。

 

 バブル経済の崩壊も見てきましたし、ライブドア事件村上ファンドのイメージもあまり良くなかったですしね。

 

 私と同じ世代や少し上の世代の方は、同じように「投資」に対しては、あまり良いイメージは持っていないのではないかと思います。

 

 そんな私がなぜ「投資」に興味を持つようになり、また「投資」を始めるに至ったかその理由と目的をお話しましょう。

 

【目次】

 

   

【私が投資に興味を持った理由】

 
 私が投資に興味を持ちだした理由は、以下の通りです。

 

(1)在宅でできる副業として、投資と出会った。

(2)預貯金の利息が低く、資産形成の方法を探していた。

(3)老後の生活資金(年金)に不安があった。

(4)実利性のある趣味を探していた。

 

順にご説明いたします。

 

(1)在宅でできる副業として、投資と出会った。

 

 私が父の在宅介護を始めて、もう15年以上になります。

 

 在宅で 「介護」を行うという事は、とにかく自分の時間が無くなります。

 

 私も紆余曲折しながら、在宅介護をするため、介護離職をした人間です。

 

 そんな中、多少でも収入を得るためにと、道場の運営をしてまいりましたが、やはり時代の流れでしょうか、現在では道場経営だけで生活していくのは、かなり難しい状況になってきました。

 

 15年前と比べると、ヨガやダンス、ソフトテニスなど、一般の方向けの趣味というのも随分増えましたしね。

 

 また公共施設も個人が教室をやるのを認めない風潮にもなってきました。

 

 つまり、公共施設を利用しながら、個人が道場で収入を得ていくのが難しい世の中になってきました。

 

 そんな中、何か在宅でも収入を得る方法がないかと、色々と副業を探していた訳ですが、その中の一つが投資でした

 

 当初は、売却益を狙って一攫千金などとも考えていましたが、結果としては「配当益」を目的とした地味な投資法に落ち着きましたね。

 

 配当益を目的とした投資は、相場の下落時に配当利回りの高い株式やETFを少しずつ買い足していく投資法です。

 

 非常に地味な投資法ですが、それでも年間を通じては、幾ばくかの配当益を得る事ができるようになりました。

 

↓配当益については、以下の関連記事をご覧下さい。

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(2)預貯金の利息が低く、資産形成の方法を探していた。

預貯金が少ない。イラスト

 日銀の金融緩和政策の影響で、銀行などの金融機関も運営が厳しくなり、預金の金利はどんどん下がっていき、現在ではメガバンクや地銀の普通預金金利は、0.001%です。

 

 例えば、100万円を預けても、利息は10円です。しかも、そこから税金が約20%引かれますから、実質的には8円にもなりません。

 

 収入が減っていき、かつ預金の金利も増えないとなれば、誰でも将来の事が不安になりますよね。

 

投資信託の積立で資産を形成する。

積立投資のイメージイラスト

 預貯金にも積立がありますが、投資にもドルコスト平均法を用いた「積立投資」といった方法があります。

 

 一言で言えば、投資信託を毎月決まった日に定額ずつ買い足していく投資法です。

 

 相場の良い時も悪い時も買い足していき、長期的に続ける事ができれば、複利的な効果も得る事もできます。

 

 SBI証券楽天証券では、現在では、毎月100円からの積立も可能ですし、楽天証券ではポイントによる積立も可能となりました。

 

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 2018年から積立NISAも始まりましたし、これから資産の形成を考えている方には、有益な投資方法の一つだと思います。

 

↓積立投資やドルコスト平均法については、下記記事をご覧下さい。

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(3)老後の生活資金(年金)に不安があった。

老後の不安のイメージイラスト

 50才前後の方は、そろそろ定年後の事を考えている方も多いのではないでしょうか?

 

 その定年後の事を考えると、今後間違いなく年金は削られていくでしょうし、厚生年金をもらう予定の方も、おそらくギリギリの生活になっていくのではないでしょうか。

 

 私のような個人事業主の場合は、国民年金だけですから、間違いなく年金だけでは生活するのは無理ですね。

 

↓老後の事が不安になった時に読みたい書籍、三選。

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〇 高配当ETFによる生涯年金の獲得 

 

 現在、私が行っている投資法の一つにETFの買い足しがあります。

 

 その目的としては、高配当なETFの配当金による生涯年金の取得にあります。

 

 ETFというのは、上場された投資信託(ファンド)の事です。

 

 投資信託は、いくつもの株式などの集合体の事を言います。

 

投資信託について、詳しくは下記記事をご覧下さい。

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 個別の株式でも、高配当な銘柄がありますが、単一の企業は倒産する可能性もあります。

 

 ETFの場合も、あまりにもファンドの流通量が少ない場合は、繰上償還(ファンドの運営をやめてしまう事)されてしまう場合がありますが、集合体ですから、少なくとも全くの0になる事はないと思います。

 

 株式の個別銘柄と比べれば、配当利回りは落ちますが、私の場合は、下落時にETFをコツコツと買い足しています。

 

 少しづつ投資元本を増やしていく事、また株式だけでなく債券やREITなど様々な資産に分散する事、そして国際的に分散して投資する事で、最初は少額だった配当金が、毎月、数百円から数千円になり、長期にわたって続けていけば、数万円から数十万円になる可能性は充分にあると思います。

 

 何しろ安い時に買い足していくだけですから(^_^.)

 

 ただし、ETFの場合は、極端に出来高(取引)の少ない銘柄が多数ありますから、銘柄選びは慎重に行って頂きたいですね。

 

 

(4)実利性のある趣味を探していた。

 

 これも私達位の世代からの一つの悩みになってくるのではないでしょうか?

 

 やはり年々体力は落ちていきますし、特に私の場合は、ただ楽しいとか夢中になれるといったものではなくて、何か実利性のある趣味を探していました。

 

 何かしら、それで得た知識や技術を活かして、実利も得たいといった感じです。

 

 実利性がなければ、一から勉強しようとは思わなかったかもしれません。

 

 投資というものは、勉強した事を、実践の場で試しながら、経験を積んでいきます

 

 そういった意味でも、私は投資を始めて良かったなと思いますね。

 

 相場は毎日変わりますし、刺激になります。

 

 また投資を始めたことで、それまで疎かった政治や経済にも興味がわくようになりました。

 

【実際に投資を始めてみて】

 

〇 最初は誰でも不安、少額から始める。

 

 今回は、私が投資を始めた理由について、お話してみましたが、いかがでしたか?

 

 私の場合は、道場以外にも収入を得る方法を色々と試す中で、投資に興味を持つ事になった訳ですが、やはり最初は不安でしたね。

 

 投資をやっていて一番不安になるのは、やはり元本割れの可能性がある事だと思います。

 

 実際に投資を始めてみたけれど、大幅な含み損を抱えて、投資をやめてしまった方も多いと思います。

 

 私自信もこれまでに何度も元本割れを経験しています。

 

 最近では、2018年2~3月の世界的な株価の急落の際も、積立期間の短い投資信託の一部は元本割れしましたし、ETFによる投資も外国リートや米国債券に関しては、現在も元本割れしている状態です。(外国リートは、既に回復しています(^^)v)

 

 また2018年は、10月以降にも米中の貿易摩擦を発端として、新興国を中心に日本の株価も下がっています。

 

〇 下落相場(ピンチ)をチャンスに変える。

 

 何だ損しているじゃないかと思われた方もいるでしょう。

 

 そう、投資とは、「時に損をしながら、投資元本を増やしていく」ものだと思うのです。

 

 例えば定価(基準値)が1,000円の本があったとします。この本が1,500円に値上がりした時に買う人はいないでしょう?

 

 買うなら1,000円以下に値下がりした時に買うと思います。

 

 1,000円以下で買ったものを、1,000円以上で売れば、利益になります。

 

 これが、投資で言えば、売却益になります。

 

 1,000円以下になった時に、この本を2冊買って、1,000円以上になった時に売れば、利益は2倍ですよね。

 

 3冊なら3倍、10冊なら1冊だけ買った時の10倍の利益という事になります。

 

 実際には、こう毎回うまく行くわけではありませんが、投資というのは下落と上昇を繰り返しながら、少しずつ投資元本を増やし、相場との付き合い方を学んでいくものだと思います。

 

 また私の投資法は、売却益を短期的に求めていくよりも、投資信託の積立をしながら資産を形成し、かつETF投資による分配金の永続的な取得にあります。

 

 つまり投資信託の積立で、退職金の代わりとなる老後資産を増やし、ETFの分配金による生涯年金の取得を目的にしています。

 

 当ブログでは、まったくの投資初心者だった、ある武道家が、どう投資を学んでいったかを包み隠さず、お話していきます。

 

 恥ずかしい失敗談も多くあります。そして、その上で得てきた経験もあります。

 

〇 投資のステップ

 

 投資には、ステップがあります。当入門講座では、そのステップを公開していきたいと思っています。

 

 具体的には、最初は投資信託の積立から始めるのが良いと思います。

 

 もちろん、それだけでも良いでしょう。

 

 その積立投資を何年か続けているうちに、相場の上昇局面下落局面を幾度も経験する事になります。

 

 つまり買い時と売り時を経験していく事になります。

 

 せっかく経験を積んだのであれば、買い時に投資信託ETFを買い足すのも良いですし、売り時であれば、利益を確定するのも良いでしょう。

 

 ただし、本当の底値や天井が、どこかは結果的にしか分かりませんから、売り時、買い時も時間を分散させて(回数)を分けて行うのが肝要だと思います。

 

 当サイトでは、株式に関してまでは紹介しませんが、ファンドやETFでの投資を経験した後に、株式に挑戦してみるのも良いかもしれません。

 

 本年から積立NISAも開始されました。 これから投資を始めたいという方に、私自身の経験が少しでも役に立てば、幸いに存じます。

 

2018年2月17日 .budo-ka.記

 

それでは、第一回の入門講座へお進みください。

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↓入門「投資」講座のまとめページ

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