投資初心者にはポイントで投資信託が買える楽天証券がおすすめ!
前回の「証券口座はどこで開設する?銀行と証券会社(店舗型とネット型)を徹底比較!」では、投資初心者がどこで証券口座を作るかを考えてみました。
一つの結論としては、全般的に手数料が安いネット型の証券会社、それもSBI証券か楽天証券の二択という事になると思います。
その上で、投資初心者には、ポイントで投資信託の購入や積立もできる楽天証券がおすすめではないでしょうか?
今回は、楽天証券のお得な利用法をご紹介したいと思います。
【目次】
【楽天証券は、楽天銀行と楽天カードの三位一体のサービスがお得】
投資初心者に「楽天証券」をすすめる最大の理由は、楽天スーパーポイントで投資信託の購入や積立ができるという事ですが、それ以外にも「楽天銀行」の金利が上がったり、投資以外のサービスも加えて考える必要があります。
色々とありますが、今回は以下の楽天経済圏の三位一体のサービスに絞ってお話したいと思います。
〇楽天カードと楽天証券を連係させるメリット
楽天カードと連係させるメリットは、楽天カードの支払いや楽天市場の買い物で楽天スーパーポイントを貯めれば、そのポイントで投資信託の購入や積立ができる事です。
ポイントは無料で付与されるものですから、ポイントで買った投信で利益が出れば、無料の物から利益が生まれる訳ですから、これに越した投資はないでしょう。
また損失が出た場合も、元々タダですからね。痛みを伴わない投資です。
特に初心者の場は、本格的に投資を始める前に、少しだけ試したいという方もいるでしょうから、ポイントで投資ができるのは良いですよね(^-^)
◆ 楽天ポイント(タネ銭)を貯めるコツ
ただし、カードを持っているだけでは、ポイントは貯まりませんから、まず毎月支払っている固定費(家賃や水道光熱費、保険代、通信費など)の中で、カード払いができるものは、楽天カードで支払うようにしましょう。
そうする事で、毎月数百円から数千円相当のポイントが溜まると思います。
その上で、楽天系列のサービスや提携先の店舗で、楽天カードを使う事ですね。そうする事で購入時にもポイントが貯まります。
私も欲しい物があれば、まず「楽天市場」で検索しますし、本が欲しい時は「楽天ブックス」で買います。旅行に行く時も「楽天トラベル」です。
また普段の食費や生活必需品なども、カード決済を利用したり、楽天ポイントの貯まるお店(くら寿司やマクドナルド)を利用します。
言ってみれば、投資で言う「タネ銭」を稼いでいる事になりますね。
ただし、ポイントを貯める事に夢中になって、無駄使いはしないように!またリボ払いは利息が高くなるので、利用しないように注意しましょう!
↓ ポイントで投資をしたい方は、まず楽天カードを申込んでおきましょう!
〇楽天銀行と楽天証券を連係させるメリット
通常、証券会社で口座を作った場合は、MRF(マネー・リザーブ・ファンド)という投資信託の一種に、投資の準備金を入れておきますが、現在のMRFには、ほぼ利息がありません。
それに対して、楽天証券の場合は、楽天銀行と連携させて、マネーブリッジという形にすれば、楽天銀行の普通預金の金利が0.1%に上がります。
マネーブリッジとは、一言で言えば、楽天証券の投資用の資金を一時的に楽天銀行に預けておくようなものです。
つまり、マネーブリッジの設定をしておくだけで、メガバンクや地銀の普通預金の金利が0.001%ですから、その100倍の利息が付く事になります。
投資をせずに、預金用の口座と考えても、非常に利用価値が高いと思います。
私の場合も、最初に楽天証券と楽天銀行に口座を作った理由は、この利息の高さでした。
現在は、預金用の口座として利用しながら、貯まったポイントで投資信託の買い付けをしています。
◆ 毎月現金がもらえる現金プレゼント
他にも、楽天銀行に口座を作ると、メールで、毎月現金プレゼントのお知らせが届きます。
楽天銀行にログインして、指定の広告をクリックすると、1クリックにつき1円が加算され、大体月に数円から十数円がもらえます。
微々たるものですが、それでも普通の銀行に預けている年間の利息分くらいが毎月もらえる訳ですから、ありがたいですよね(^-^)
◆ 給与の振込先や各支払の引き落とし先に指定すれば、更にポイントがもらえる。
楽天銀行のハッピープログラムにエントリーして、楽天銀行を給与の振込先に指定したり、各支払いの引き落とし口座として登録する事でも、楽天スーパーポイントがもらえます。
上述した楽天カードの引き落とし先として登録していても貯まりますし、楽天証券でマネーブリッジの設定をしておけば、取引の回数ごとにポイントが貯まります。
例えば、つみたてNISAで毎日積立をした場合は、一月で30回引き落としをする訳ですから、その回数分ポイントが貯まる訳ですね。
こうして貯めたポイントで、投資信託が購入出来れば、更にお得になりますね。
◆ 楽天銀行の注意点
投資をする上でも、預金をする上でも大変有益な楽天銀行ですが、一点だけ注意する点があります。
それは、10万円以上の預金残高がなければ、3万円未満の入金に関しても、216円~270円の手数料が取られる事です。(3万円以上の入金は無料)
出金に関しても同様の手数料を取られます。
ただし、新規に口座開設をした場合は、6ヶ月間はATMの入出金手数料が月5回まで無料になるので、その期間に最低でも10万円以上の預金をしてしまうと良いでしょう。
10万円以上の預金残高があれば、入出金手数料と他行宛振込手数料が各1回ずつ無料になります。
以降は、預金残高が50万以上で、ATM手数料が月2回、他行振込手数料が月2回無料。 預金残高が100万以上になれば、ATM手数料が月5回、他行振込手数料が月3回無料と、預金残高に応じてATM手数料や振り込み手数料の無料回数が増えていきます。
◆ SBI証券と比べてみると
SBI証券も住信SBI銀行と連係させれば、SBIハイブリット預金というサービスが利用でき、銀行金利が上がりますが、金利を比べてみると以下のようになります。
SBIハイブリット預金 0.01%
楽天銀行 マネーブリッジ 0.1%
金利が10倍違うとなると、やはり楽天銀行のほうが有利かなと思いますね。
楽天銀行の口座を開いたら、ハッピープログラムのエントリーとマネーブリッジの設定は、忘れずにしておきましょう。
↓ 楽天銀行の口座開設は、こちらからどうぞ!
【楽天証券の口座の開設方法】
それでは、最後に楽天証券の口座の開設方法を紹介しておきましょう。
口座開設の申し込み前に運転免許証などの身分証明書とマイナンバーカード(なければ通知カード)、あと証券会社からの出金先として利用する銀行の通帳を事前に用意しておきましょう。
※ PCから申し込む場合は、事前に身分証明書やマイナンバーカードをデジカメなどで撮影しておくと便利です。スマホで申し込む場合も、事前に写真を撮っておきましょう!
【 楽天証券の口座開設 】 】のページを開きます。
・「楽天会員の方」とそうでない方の選択ボタンがありますので、どちらかを選択して下さい。
・個人情報の入力ページがありますので、名前、性別、生年月日、住所、電話番号、メールアドレスなどを入力します。
・納税方法の選択で「特定口座 源泉徴収あり」、「特定口座 源泉徴収なし」、「特定口座を開設しない」←(一般口座のこと)、のいずれかを選択します。通常は、「特定口座 源泉徴収あり」の選択で良いでしょう。
・NISA口座の選択で「つみたてNISA」、「NISA」、「開設しない」のいずれかを選択。つみたてNISAか通常のNISA口座を利用したい方は、同時に申し込んでおくと良いと思います。
・続いて追加サービス(iDeCoやFX)の選択がありますが、どれも後からでも申し込めます。(楽天銀行の申し込みがまだな方は、一緒に申し込んでも良いでしょう)【内容確認】をクリックして確認。
・本人確認書類のアップロード。本人確認書類をデジカメやスマホで撮影して、アップロードします。(郵送を希望の場合は、後日書類が送られてきます)
申込時の手順は以上です。今は証券口座の開設も、らくちんですね(^-^)
数日後に簡易書留にて【ログイン情報のお知らせ】などの書類が届きます。
書類が届いたら、記載されているログインIDと仮のログインパスワードにて、楽天証券のサイトにログインし、初期設定を行っておきましょう。
【今回のまとめ】
今回は、楽天カードや 楽天銀行と連係する方法や、実際に楽天証券で証券口座を作るまでを紹介してみましたが、いかがでしたか?
今は証券口座を作るのも、ずいぶんと簡単になりましたね。
また、NISAや積立NISAなど、売却益や配当益が非課税になる制度もあり、初心者の方でも気軽に投資を始める事ができるようになりました。
特に今回紹介したように楽天証券であれば、ポイントで投資信託を買う事ができますし、積立も始められますからね。
ポイントで投資ができるなんて、以前では考えられません(^_^.)
投資を始めるのに良い時代になったものだと思います。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
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