budo-ka’s 入門「投資」講座

投資信託の積立による資産形成とETF投資(配当益)による生涯年金の取得を目的とした投資法

投資信託とは?インデックスファンドとアクティブファンドの違い。

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前回の「証券口座を作ろう!」で証券口座を作るまでを説明しましたので、今回からしばらくは、「投資信託入門」のカテゴリーにて、投資信託に特化したお話をしたいと思います。

 

投資信託は、「投資の種類を知ろう!」でも少し説明しましたが、株式や債券などの有価証券を詰め合わせたパッケージ商品の事です。ファンドとも呼ばれますし、略して投信と呼ばれる事もあります。

 

株式や債券を個別に購入すると、投資した企業や国が破産して、場合によっては多大な損害をこうむる事もありますが、投資信託の場合は、多くの銘柄に少しずつ分散投資しているため、まったくのゼロになるという事はなく、損害を小さく抑える効果もあります。

 

所謂、「卵は一つの籠に盛るな」というやつですね。

 

また株式などは、大抵は100株単位で売買されるため、購入する際にある程度まとまった資金が必要となりますが、投資信託の場合は、少額(100円)から購入する事ができますので、投資経験の無い方でも、気軽に始める事ができます。

 

初心者向きの投資とも言えますし、色々な投資法を試した上で、最後にたどり着く投資法とも言えます。

 

投資信託には、証券会社や直販で購入できる公募型投資信託証券取引所に上場されている上場型投資信託ETF)がありますが、一般的に投資信託といえば、公募型の投資信託の事を指す事が多いようです。

 

本記事では、公募型の投資信託について説明したいと思います。

 

 

【インデックスファンドとアクティブファンド】

 

さて、この公募型の投資信託ですが、大別するとインデックスファンドアクティブファンドがあります。

 

順に説明していきましょう!

 

【インデックスファンドとは?】

 

インデックスファンドは、株価指数やREAT指数など、投資する対象の指数(ベンチマーク)に連動するよう設計されたファンド(投資信託)の事を言います。

 

例えば日本株に連動する指数としては、日経平均株価TOPIXが有名ですね。

 

幾つか例を挙げてみましょう。

 

日本株に連動する指数】

 

日経平均株価

東証一部に上場されている銘柄の中から選抜された225銘柄を基に算出された指数。

 

TOPIX東証株価指数
東証一部に上場されている全銘柄を基に算出された指数。

 

TOPIX東証一部の全銘柄を対象としているのに対し、日経平均は225銘柄のみを選抜した指数ですね。単位は日経平均が円であるのに対し、TOPIXはポイントで表示されます。

 

TOPIXから選抜した指数としては、他にも、TOPIX100やTOPIXコア30などがありますし、ジャスダックマザーズ市場を基にした指数もあります。

 

【米国株に連動する指数】

 
アメリカを代表する株価指数としては、以下のようなものがあります。

・NYダウ

NASDAQ

S&P500

 

アメリカを代表する株価指数としては、NYダウが有名ですね。ダウ平均株価などとも呼ばれ、アメリカを代表する30の優良銘柄を基に算出された指数です。

 

NASDAQは、ハイテク産業を中心とした印象が強いですね。S&P500は、アメリカの大型株を500銘柄選抜した指数となります。

 

アメリカがくしゃみとすると、日本は風邪をひく」と言われるように、投資の現場でも米国の株価が下がると、日本の株価も下がる事が多いです。

 

私も寝る前と朝起きた時にNYダウやS&P500をチェックして、まず何が原因で上がったのか、あるいは下がったのかを調べますね。

 

私個人は、米国株に関してはS&P500に連動する投信とETFを所有しています。

 

【世界の株価指数

 

次に日本で投資を行う際に、よく利用する世界の株価指数を見てみましょう。

 

MSCIコクサイ指数

MSCIコクサイインデックスは、日本を除く先進国22国の銘柄(約1300の銘柄)で構成された指数です。

 

時価総額の大きい順に組成されているので、先進国と言っても、実際には6割以上がアメリカの株式で構成されています。(次いで英国約7%、カナダ、フランス、ドイツが其々4%前後)

 

ですので、米国を中心にして、ヨーロッパなどにも分散して投資したいという方向けの指数という事になりますね。

 

私個人も、MSCIコクサイに連動する投信とETFを所有しています。

 

MSCIエマージング・マーケット指数

 MSCIエマージング・マーケットインデックスは、新興国24か国の銘柄(約800銘柄)を対象とした株価指数です。

 

構成の比率としては、中国が約3割と一番大きいですね。次いで韓国が約15%、台湾約11%、インド約8%とアジア勢が6割以上となっています。

 

私もMSCIエマージング・マーケット指数に連動した投信とETFを持っていますが、やはり新興国は値動きが大きいですね。

 

またアジア各国もそれぞれ米国との貿易などでつながりが強いですから、やはり米国の株価が何らかの原因で下がると、少し遅れて下がる事も多いです。

 

新興国に投資する指数としては、他にFTSEエマージング・マーケッツがあり、こちらは韓国が構成国から外されています。(韓国は、すでに先進国だという考え)

 

MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス (ACWI) 

ACWIは、先進国、新興国含めて45か国の銘柄(約2500銘柄)から算出された、文字通り世界中の株式に連動した指数です。

 

ちょうど上記のMSCIコクサイとエマージングを合わせて、時価総額の大きい順に割合を決めたような感じでしょうか。

 

構成比率は、アメリカが群を抜いていて5割を超えています。次いで日本約8%、英国約6%、フランス・ドイツ・カナダが各々3%前後、そして中国は以外にも3%未満です。(日本除くの場合は、更にアメリカの比率が高まります)

 

投資の世界では、いかにアメリカが強大な国かを表していますね。

 

全世界の株式を対象とした指数としては、他にFTSE全世界指数(グローバル・オールキャップ・インデックス)があり、こちらは世界中の株式の時価総額の95%以上を含んでいます。
 

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【株式以外の投資指数】


株式の投資指数については、それこそ各国で他にもさまざまな指数があります。すべてを紹介するのは無理ですので、本項では株式以外の指数について紹介してみましょう。

 

東証REAT指数

東証REAT指数は、東京証券取引所に上場されているJ-REAT(日本の上場不動産投資信託)59本の銘柄を基に算出されている指数です。

 

REATは、不動産の売却益や家賃収入から配当を行う投資信託です。

 

不動産の実物を所有するのは、多額な費用が必要となりますが、REATの場合は投信やETFを通じて、少額からでも投資する事ができます。

 

最近の東証REAT指数は、米国や日本の株式の値動きに囚われない動きをする事が比較的多いので、分散投資の一角としても有効だと思います。

 

私も東証REAT指数に連動した投信とETFを所有しています。

 

S&P 先進国REIT指数 

 S&P 先進国REIT指数 は、日本を除く先進国25か国のREAT(200銘柄以上)を対象とした指数です。

 

私個人は、先進国REIT指数に連動した投信とETFを所有していますし、米国のみを対象とした米国REATのETFも所有しています。

 

ただ、2018年の年初位からでしょうか、毎月分配型の投信からの資金の流出が続き、外国(特に米国)REATの基準価額が下がっています。

 

 〇NOMURA‐BPI総合

NOMURA‐BPI総合は、日本国内で発行されている公募型の債券を基に算出されている債券の指数です。

 

日本国債の比率が80%を超えていますから、ほぼ国債ベンチマークと言えるかもしれません。地方債まで含めると公債の割合は約9割です。

 

正直をいえば、今の日本国債の利回りを考えると、日本の公社債をわざわざ投信やETFで持つ意味があるのかとも思いますが、外国や日本の株式が大きく下落した際は、投資資産全体(ポートフォリオ)の下支えにはなります。

 

ただし、今後日銀が金融緩和政策をやめていくとなると、金利は上がっていくでしょうが、債券の価格は下がっていくでしょうから注意が必要ですね。

 

〇シティ世界国債インデックス

シティ世界国債インデックスは、日本を除く世界22か国の国債を基に算出された指数です。

 

構成比率としては、やはりアメリカが一番多く約40%を占めています。次いでフランス、イタリア、英国、ドイツなどのヨーロッパの国債が約半数を占めていますから、米国を中心とした先進国の国債分散投資した指数と言えるでしょう。

 

私個人は、シティ世界国債インデックスと連動した投信やETFも所有していますし、米国債を中心に米国の投資適格社債やハイイールド債のETFも所有していますが、米国債は日本国債と比べると金利の値動きも大きいですし、金利が上がると債券の価格は下がりますので、買い時を誤ると含み損が広がるので、投資対象としては結構難しいですね。

 

以上、日本で販売されている投資信託ベンチマークとして、よく使用されているもののみ紹介してみました。インデックスファンドとは、上記のような指数に連動したファンドの事を言います。

 

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【アクティブファンドとは?】

 

アクティブファンドとは、上記で紹介したインデックスファンドのリターンを上回る事を目的に各投資運営会社が組成したファンドの事を言います。

 

要するに、これから値上がりして儲かりそうな銘柄を選抜するとか、配当の高い銘柄を選定して、平均以上の利益を得る事を目的にしている投資信託の事です。

 

昨今で言えば、AI、IoT、EV、フィンテックなど流行のものを扱ったテーマ型と言われる投信もアクティブファンドです。

 

インデックスファンドを上回るリターンを得るためには、各企業を徹底的に調査分析し、その上で厳選した銘柄を的確な割合で調合しなければなりません。

 

そのため、アクティブファンドは、インデックスファンドと比べて、信託報酬という運営手数料が高く設定されています。

 

じゃあ、全てのアクティブファンドのリターンがインデックスファンドを上回っているかと言えば、ほとんどアクティブファンドは、インデックスに負けています。

 

 ですので、アクティブファンドに投資する場合は、いかに良いアクティブファンドを見つけるかが重要になってきます。

 

【インデックスファンドとアクティブファンドのどちらを選べば良いの?】

 

 これは、もう好みの問題でしょうね。

 

平均的なリターンしか求めないのであれば、インデックスファンドのほうが良いでしょうし、平均以上を求めるのならば、アクティブファンドに投資するのも良いでしょう。

 

私の場合は、海外の株式や債券に関しては、基本的にはインデックスファンドに投資をしています。

 

また分散というのも、やはり程度の問題で、分散し過ぎると値動きが小さくなりますから、よりリターンを求めるのであれば、分散の度合いというのも考えなければいけません。

 

日本株投資信託に関しては、私はアクティブファンドしか持っていません。(ETFに関しては、アクティブファンドが無いため、インデックスも所有しています)

 

いくつかのアクティブファンドを競わせて、成績の良い物は残しますし、インデックス以下のものは、利益が出た状態で売却して、その費用を残った投信の積立に使います。

 

投資信託とは、まとめ】

 

 今回は、投資信託について紹介し、アクティブファンドとインデックスファンドの違いについても説明してみましたが、いかがだったでしょうか?

 

やはり、今の時代は日本のみでなく、世界に分散して投資する時代だと思います。

 

今回紹介した指数を基にどういった割合で投資するのか、自分なりに考えてみると良いと思います。

 

次回は、投資信託を選ぶ際の基準について、お話する予定です。

 

 

 

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