budo-ka’s 入門「投資」講座

投資信託の積立による資産形成とETF投資(配当益)による生涯年金の取得を目的とした投資法

ロボアドバイザー運用のバランスファンド。ウェルスナビの真の実力は?

ロボアドバイザー(人工知能)のイラスト

 

 世界水準の金融アルゴリズムを提供すると、いま話題のロボアドバイザー 「WealthNavi(ウェルスナビ)

 

 ウェルナビの運用を始めてみようかと、考えている方も多いのではないでしょうか?

 

 私自身も、2018年の2月から、試しに実際に運用を始めてみました。

 

 今回は、2018年の11月までのウェルスナビの運用実績とウェルナビの特徴やデメリットなどをご紹介したいと思います。

 

【目次】

 

 

【ロボアドバイザー。ウェルスナビの特徴とメリット】

 
 公式サイトなどを見ると、ノーベル賞受賞の理論をベースとした世界水準のアルゴリズムで資産運用って、何だかすごい事が書いてありますね。

 

 どういうものなのか、公式サイトでpdfファイルが公開されているので、読んでみました。

 

 要約すると、

 

(1)お客様ごとのリスク許容度に応じて、ポートフォリオを形成(5段階)

(2)米国で上場されているETFの中から最適な投資銘柄を選出。

(3)米ドル建てで運用。

(4)自動でリバランスを実施。

(5)解約しない限り、分配金は再投資される。

 

 という事で、要は海外ETFをドル建てで運用するバランスファンドだという事ですね。

 

 運用される投資対象は、以下の7資産です。

 

・米国株式

・日欧株式

新興国株式

米国債

・物価連動債

・金

・不動産

 

 米国株は、日本でも有名なバンガードのVTIで運用されます。

 

 私自身が感じた一番のメリットは、途中で資産配分の変更ができるという事ですね。

 

 一般的なバランスファンドは、途中で資産配分の変更が出来ませんから、ある意味画期的な商品だと思います。

 

〇 資産の取引履歴が明確である。

 

 もう一つ、ウェルスナビを始めてみて面白かったのは、毎月の分配金が、どの資産から、いくら入ったのか、また信託報酬がいくら引かれたのかが明確なことです。

 

f:id:budo-ka:20181126122149j:plain

 ↑ウェルスナビの管理画面の取引履歴から確認できます。

 

 信託報酬は、投資金額に応じて手数料として毎月引かれていました。

 

 分配金は、入っていると、何となく嬉しいですね!

 

 一般的な投資信託では、年に一回運用報告書で確認するだけなので、何となくしか実感できませんが、こうして毎月確認できると、リアルに感じる事ができますね。

 

【ウェルスナビのデメリット】

 

 確かに便利なロボアドバイザーですが、現時点でのデメリットも紹介しておきましょう。

 

(1)信託報酬がやや高め。

 

 ウェルスナビの信託報酬は、1%です。

 

 例えば、100万円投資した場合は、年間で1万円という事になります。

 

 代表的なバランスファンドのeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)の信託報酬が0.1728%まで下がっていますから、単純に5倍以上高いです。

 

 便利さを取るか、安さを取るか、悩むところですね。

 

(3)NISA口座に対応していない。

 

私の場合は、これが一番大きいですね。NISA口座に対応していないという事は、売却した際に約20%の税金が取られる事になります。

 

 ゆくゆくは対応してほしいですね。

 

(3)追加投資の積立は1万円、一時入金は3万円から。

 

SBI証券楽天証券では、投資信託の積立も一時購入も100円からできますから、そう考えると、少し敷居が高い気がしますね。

 今後、上記の3点が改善される事を望みたいところです。

 

 【ウェルスナビの申し込み方法】

 

 ロボアドバイザーは、各ファンドごとに設定方法が若干異なりますが、初期設定の段階でアンケートを取り、それを基にリスク許容度を設定します。 

 

 ウェルスナビのアンケートの内容は以下の通りです。

 

(1)年齢 (例:20代など)

(2)年収 (例:300万未満など)

(3)保有する金融資産の総額 (例:500万未満など)

(4)毎月の積立額 (例:なし~10万円)

(5)資産運用の目的 (例:余裕資金や退職金を運用など)

(6)株価が1ヶ月で20%下落したら、どうするか?

(例:何もしない、一部売却する、追加投資など)

 

 私の場合は、リスク許容度は、5段階のうちの3でした。(申込時に4へ変更)

 

 このリスク許容度を基に、ポートフォリオを決定し、運用を開始します。

 

 リスク許容度は、設定画面で変更できるので、年代に応じてポートフォリオを変更する事が可能です。

 

 無料診断のアンケートは、こちら から無料でお試しできます。

 

 アンケート終了後にメールアドレスを入力すれば、そのまま申込に進む事もできます。

 

 ↓申し込みまでされる場合は、以下の物をご用意下さい

・運転免許証などの身分証明書

マイナンバーカード、もしくは通知カード

・出金先の銀行の口座番号

 

【ウェルスナビの実際の運用実績は?】

 

 前置きが長くなりましたが、私自身のウェルスナビの運用実績を公開いたします。

 

 申込日は、2018年1月15日、運用開始日は、同年の2月1日です。

 

リスク強度は、5段階のうちの4です。

 

 初期投資の費用は、申込日に合わせて115,000円です。

 

 どう運用するのかを純粋に試したかったので、積立投資はあえて行っていません

 

 ↓リスク許容度4のポートフォリオは、こんな感じです。(2018年、11月24日現在)

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 7割以上が株式で運用されるようですから、バランスファンドとしては、確かにかなりリスキーなポートフォリオとなっていますね。

 

・2月1日 運用スタート!

 

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 運用開始日の2月1日、やや円高だったからでしょうか、115,009円でのスタートです。

 

 購入した資産の合計は、113,020円です。残りは現金ですね。

 

 いま考えれば、まさに一番株価が高かった時ですね。

 

 そして、早くもその一週間後の2月8日、米国金利の上昇を要因とした最初の株価下落が来ますね(^_^.)ひゃー!

 

・2月8日 107,293円 (-7,707円、-6.7%

 

 その約1ヵ月後の3月2日に二度目の下落。この時期は、ウェルナビとは関係なく、個人的に米国株のETFを買い漁っていましたね。

 

・3月2日 106,226円(-8,774円、-7.63%

 

 そして3月23日に今年三度目の下落が来ます。ついに一万円以上の損失が出ました!

( 一一)おいおい!

 

・3月23日 103,575円(-11,425円、-9.93%

 その後、6月21日にかけては、緩やかながら驚異の回復を見せます。

 

・6月21日 113,086円(-1,914円、-1.66%

 

 逆に一万円近く値を戻していますね。8.27%の回復です。やるじゃん!

 

 その後、6月~7月は上がったり、下がったりを繰り返しながら、8月1日に初めてのリバランスを行います。

 

・8月1日 11,317円(-1,827円、-1.59%)リバランス

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 リバランスの内容はというと、

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 米国株や不動産を多く売って、日欧株や新興国株を多めに買っていますね。

 

 ちなみに、ご存知のように、この後、米中の貿易摩擦が過熱し、中国株が下落し、新興国ETFは、低迷していきます。

 

 そして9月23日、ここでようやくプラスに転じます!(^^)!

 

・9月23日  115,176円(+176円、+0.15%

 

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 しかーし、10月に入り、今年二度目の米国株を中心とした調整局面に入ります。

 

・10月11日 107,934円(-7,066円、-6.14%

・10月28日 105,328円(-9,672円、-8.41%

 

 その後、一旦回復に向かいますが、本記事を書いている11月22日時点では、

 

・11月22日 107,395円(-7,605円、-6.61%となっています。

 

 う~ん、やはり一番株高な時に買っていますからね。あと積立をしていたら、下落時に買い足しして、ずいぶんと違った結果になっていたかも。

 

 今後も、運用実績に関しては、報告していくつもりです。

 

【ウェルスナビと他のバランスファンドとの比較】

 

 続いて、私自身も積立をしているバランスファンドの2018年10月31日時点の一年間のトータルリターンと、11月22日時点での積立をしていた場合の私の運用益と比較してみましょう。

 

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

 

 トータルリターン -1.70%
 積立をしていた場合の、損益 -0.34%

 

◆ 世界経済インデックスファンド

 

 トータルリターン -4.06%
 積立をしていた場合の、損益 -1.91%

◆ 三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)

 

 トータルリターン -0.97%

 積立をしていた場合の、損益 -0.62%

 

 私がウェルスナビの運用を始めたのが2018年の2月1日ですから、まだ一年経っていないので、単純な比較はできませんが、トータルリターンでは、DC年金バランス30(債券重点型)の損失額が一番少ないですね。

 

 また、やはり積立をしていたほうが、どのファンドもパフォーマンスが良好となっています。

 

 ウェルナビの許容度4のポートフォリオを確認すると、7割近くが株式ですから、株式だけのリターンであれば、世界経済インデックスファンドの株式シフト型のパフォーマンスに近かったかもしれません。

 

 ちなみに、世界経済インデックス(株式シフト型)の10月末でのトータルリターンは、-4.41% となっています。

 

 ただし、ウェルスナビには、新興国や日本の債券がポートフォリオに含まれていませんし、金や不動産にも投資をしていますから、まったく同じという訳ではありません。

 

 他のファンドとの正確な比較は、2019年の2月末まで待たなければなりませんね。その時点で、この記事はリライトする予定です。

 

 ウェルナビのほうが信託報酬が高い訳ですから、その時点でこれらの投資信託よりも良好なパフォーマンスをあげているかどうかが、ウェルスナビに投資するかどうかの一つの基準となります。

 

【ロボアドバイザー、WealthNavi(ウェルスナビ)の感想は?】

 

 今回は、実際にウェルスナビを運用してみた結果を紹介してみましたが、いかがでしたか?

 

 あえて、積立をしなかった訳ですが(トータルリターンを知りたかったため)、積立をしていたら、違った結果になっていたかもしれませんね。

 

 これから、ウェルナビを始めてみようという方には、自動積立をおすすめしますね。

 

 あとは、株価の下落時に始めるとか、下落時の追加投資も良いかもしれません。ただ、どこまで下落するかは、結果が出てみないと分かりませんからね。

 

【最終的にウェルスナビに投資をするかどうかの判断は?】

 

 ウェルスナビに投資をするかどうかの判断は、最終的にはメリットデメリットの比較だと思います。

 

 上述したように、ウェルスナビの最大のメリットは、ポートフォリオ(資産配分)を途中で変更できる点だと思います。

 

 ポートフォリオの変更ができるという事は、長期にわたって一つのファンドで運用する場合は、非常に有効で、一般的なバランスファンドは自分で変更はできません。

 

 それに対してのデメリットは、やはり信託報酬がやや高めという事と、パフォーマンス的にどうかという事だと思います。

 

 信託報酬が高めな分、後々、ポートフォリオが変更できると受け取れる方には、良い投資対象だと言えるでしょう。

 

 ロボアドバイザーは、確かに便利だと思いますし、将来的には更に発展していくでしょうね。
 
 私もこのまま、しばらく運用する予定です。

 

 今回も最後までお読み頂きありがとうございました(^-^)

 

 ↓ウェルスナビに興味ある方は、公式サイトの無料診断から、アンケートは登録なし、無料でできます

WEALTHNAVI(ウェルスナビ)

 ↓申し込みされる場合は、以下の物が必要です。

・運転免許証などの身分証明書

マイナンバーカード、もしくは通知カード

・出金先の銀行の口座番号

 

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