budo-ka’s 入門「投資」講座

投資信託の積立による資産形成とETF投資(配当益)による生涯年金の取得を目的とした投資法

投資は、どこで始めれば良いの2 店舗型の証券会社編。第五回 入門「投資」講座

f:id:budo-ka:20180401233124j:plain

 前回の「投資は、どこで作れば良いの1 銀行編 」では、主に銀行で証券口座を作るべきか否かについて考えてみました。

 

budo-toushi.hateblo.jp

 今回は店舗型の証券会社で証券口座を作るべきかについて、考えてみたいと思います。

 

スポンサーリンク

 


【店舗型の証券会社で投資を始めるべきか】

 

 結論から言えば、自分では全く投資の勉強をしないで、全てをお任せしたいという方には、店舗型の証券会社で投資を始めるのも良いかと思います

 ただし、全てを任せるという事は、それなりのリスクもありますので、店舗型の証券会社で投資をする事の仕組みだけは、最低限理解しておきましょう。

 順に説明致しますと、まず第一に証券会社=販売会社という事は、覚えておいて下さい。

 

 販売会社という事は、前回の銀行の件でもお話しましたが、証券会社というのは、株式、投資信託ETFなどの売買を代理で行い、その手数料を利益としているという事です。

 

 まず、買う時にかかる販売手数料と解約する時にかかる解約手数料がありますね。

 

 また投資信託の場合は、信託報酬といって、その投資信託の運営費が毎年0.1~2%程度かかります。

 

 そして、この信託報酬の5割近くも販売会社の取り分となります。

 

 つまり買う時と売る時、そして投資信託の場合は、保有している期間もずーっと証券会社に手数料を取られる訳です。

 

 当然ですが、販売する側としては、より利益を得たい訳ですから、手数料の高い商品を売りたい訳ですよね。

 

スポンサーリンク

 

 では、どうすれば一番手数料が取れるでしょうか?

 

【証券会社(販売会社)と運用会社の関係】

 

 大抵の大手の証券会社は、系列会社に投資信託の運用会社を持っています。〇〇証券であれば、〇〇アセットマネジメントとか、△△証券であれば、△△投信とかです。

 

 最近は、銀行や保険会社でも同じように、運用会社を傘下としている所がありますね。

 

 運用会社というのは、その投資信託をどの指数に連動させるかとか、どの株を何%含ませるかなどの設計や組成をし、運営や管理を行う会社です。

 

 一言で言えば、投資信託の設計図を作っている会社といって良いでしょう。

 

 そして、先ほど話した信託報酬(保有期間中に支払う手数料)の同じく5割近くが、運用会社の取り分となります。

 

 つまり自社系列の運用会社に信託報酬の高い投資信託を組成させて、それを自社(証券会社)で売れば、グループ全体で一番利益になるという事ですね。

 

 例えば、100万円を投資信託に5年間投資したとして、簡単に計算してみましょう。

 

・販売手数料3%=3万円

・信託報酬2%=2万円×5年間=10万円

(販売会社1%×5年間=5万円、運用会社1%×5年間=5万円)

・解約手数料3%=3%

合計 16万円

(消費税や信託財産留保額などは省略)

 

 100万円投資して、5年間で16万円の手数料が取られますから、16万以上の利益が出ないと、手数料で赤字という事です。年利にすると、最低でも3.2%以上の利益が必要ですね。

 

 そして、その16万円が証券会社(運用会社も含めて)の利益になるという事です。

 

 という事は、店舗型の証券会社で積極的に購入をすすめられる商品というのは、当然ながら、自社グループで組成された投資信託という事になるでしょうね。

 

スポンサーリンク

 

【乗り換え営業という罠】

 

 もう一つ、店舗型の証券会社や銀行で投資を始める際に気を付けて頂きたいのは、「乗り換え営業」についてです。

 

 この場合の乗り換えとは、商品の買い替えの事です。

 

 例えば、あなたが投資信託などの金融商品を購入したとしましょう。

 

 数か月間は、順調に利益が出ていました。

 

 ところが、その後相場が急変し、損失が出始めました。

 

 投資初心者の場合は、損失が出ると大丈夫だろうかと不安を感じ出します。

 

 その後、更に損失が膨らみます。

 

 どうしよう?どうしたら良いだろうか?と、購入者はますます不安になります。

 

 そのタイミングを待っていたかのように、証券会社や銀行の営業担当者から連絡が入ります。 

 

「前回、購入して頂いた金融商品ですが、このまま保持していると、ますます損失が膨らむ可能性があります。手遅れになる前に、これから上がりそうな商品がありますから、そちらへの乗り換えをご検討いただけませんか?」

 

 購入者のほうは、不安でたまらない状況ですから、まさに渡りに船といった感じでしょうね

 

 ここで乗り換えてしまえば、証券会社や銀行などの販売会社に、元々所有していた商品の解約手数料と新たに買い替えた商品の販売手数料を支払う事になります。

 

 この乗り換えを繰り返していくと、その度に販売会社に手数料を支払う事になり、段々と元本が減っていく事になります。

 

 まさに型にはめるという事で、よく考えていますよね(苦笑)

 

スポンサーリンク

 

【仕組みを知る事で、賢い選択を!】

 

 何だか投資を始める前に、不安ばかりあおっていますが、要はその仕組みを知り、冷静な判断で投資を始めて下さいという事です。

 

 うまい儲け話しには、必ず罠があります。

 

 その罠を知った上で、それに乗るか乗らないかは自己判断という事になります。

 

 元々、投資というのは自己責任で行うものですから、何も分からないで誰かを頼ってみても、カモにされる事が大半でしょう。

 

 投資を始めるなら、まず最低限の知識を得た上で、自分自身の判断で行って下さい。

 

 さて、店舗型の銀行や証券会社の説明をしてきましたので、次回はネット型の証券会社について、お話したいと思います。 

 

budo-toushi.hateblo.jp 

 

 ランキングに登録してみました。応援して頂けると嬉しいです(^-^)

にほんブログ村 株ブログ つみたてNISAへ